韓国から北朝鮮が見える！その①仁川市江華（カンファ）平和展望台 | Koreaル通信（旧テソン不動産）

仁川市江華（カンファ）平和展望台

江華（カンファ）島の位置

ソウルから西へ車で1時間と少し、金浦市を抜けて、橋を渡ると仁川市の江華島 （カンファド） という島に着きます。この地域を江華(カンファ)と呼びます。ソウルからは６０～７０キロ程度です。仁川空港の北側に位置しているので江華島（カンファド）からは仁川空港を離着陸する飛行機も良く見えます。朝鮮人参の栽培場所で有名で朝鮮人参専門店もたくさんあります。
江華島 （カンファド）の西側地域は海水浴場もあり、ペンションや宿泊施設、オシャレなカフェなども多いです。ソウルから1時間程度という距離のため、特に週末は都心から観光客がたくさん訪れます。
上の地図上では江華島（カンファド）とその上の土地の間の川に黒い線が引かれていますが、その線が北朝鮮との国境になっています。

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江華(カンファ)平和展望台の位置

江華（カンファ）平和展望台は江華島 （カンファド） の一番北側に位置しています。江華島の中で最も北朝鮮に近い位置です。

このあたりは民家も少なく、川沿いは有刺鉄線が張り巡らされ、軍隊に24時間監視されています。

利用料金

入場料金は大人2,500ウオン、学生、軍人1,700ウオン、子供1,000ウオン

江華平和展望台の施設

江華平和展望台は丘の上に建っています。地下1階～地上4階から成り立っており、2008年に開館しました。

1階　コンビニ、食堂、管理室（ＣＯＶＩＤ１９の影響で食堂は運営していませんでした）
2階　展示室
3階　展望室
Ｂ１，４階は韓国軍の専用施設

3階展望室から肉眼で見える北朝鮮

展望室はガラス張りになっているので、写真が少し反射してしまってわかりにくいですが、対岸が北朝鮮です。○の部分は集落みたいで建物が見えます.

この展望台は北朝鮮の開城（ケソン）工業団地方面に向いて建っています。

もっと空気が澄んでいれば 開城（ケソン）工業団地ももっとはっきりと見えるそうです。赤丸の部分が北朝鮮の開城（ケソン）工業団地です。

専門ガイドの解説で意外な事実も聞ける

展望室では定期的に北朝鮮についても10分程のビデオを流しながら、解説をしくれるガイドさんがいます。

解説時間

1. 10：00～11：00
2. 11：00～12：00
3. 13：00～14：00
4. 14：00～15：00
5. 15：00～16：00
6. 16：00～17：00

愛の不時着だと停電はありながらも結構電気が入ってきてたけど、やはりドラマですからね。基本的には夜は真っ暗になるそうです。

展望台の近くの川沿いにはずっと有刺鉄線が張られていて、その横を銃をもっている兵士が見回っているのを見ると、やはり休戦状態とはいえ、ここは戦争が起きない場所ではないという事ですね。

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展望台の屋外から眺める北朝鮮

展望台から外に出てまた肉眼で北朝鮮を確認しました。川の向こう側は北朝鮮です。この川は浅いそうです。引き潮になると、浅瀬が現れるそうですが、決して渡ってはいけません。

屋外には対岸の北朝鮮の集落名、山の名前などを表示している絵がありました。

また、戦車も展示されていました。

アクセス

江華島平和展望台
인천광역시 강화군 양사면 전망대로 797
797, Jeonmangdae-ro, Yangsa-myeon, Ganghwa-gun, Incheon

広い駐車場あり。

公共交通機関を使用する場合
ソウル２号線新村駅または弘大駅（金浦３０００番バス）⇒カンファ旅禍客自動車ターミナル（バスターミナル）下車⇒タクシー15分程

路線バス金浦３０００番　始発４：１０～終　２２：００　約１７分間隔で運行