韓国 コロナ禍で国民に支給された災難支援金の制度とは | Koreaル通信(旧テソン不動産)

韓国 コロナ禍で国民に支給された災難支援金の制度とは 

韓国 新型コロナウイルス災難支援金とは

コロナ、コロナの防疫処置の為に苦しい思いをしている韓国の国民への支給金です。昨年にも支給されましたが再び支給される事になりました。

韓国 コロナ19災難支援金の申請方法

韓国では昨年の1度目の支給金では住民センターなどに出向いての申請が必要で、プリペイドカードが配布されましたが、今回は本人のクレジットカードのアプリケーションを通して申請が可能となりました。
韓国では国民1人1人に住民登録番号があり、クレジットカードと住民登録番号が紐づけられてるため、スムーズに申請可能です。

韓国コロナ19災難支援金の申請手順

①本人名義の携帯電話にクレジットカード会社から支給金申請案内が届く
②届いたメッセージに従って申請ボタンをクリック
③申請終了
④翌日申請完了メッセージが届き、届いた時点から支援金使用可能

と、ものすごく簡単で申請翌日には支給が開始されます。クレジットカードのアプリケーションはスマートフォンにダウンロードする際に本人認証をするため、本人確認もで、10秒程で申請が終わります。

韓国コロナ19災難支援金使用方法

クレジットカードに25万ウオンチャージされたと考えると簡単です。
支援金を受け取ったクレジットカードを支援金使用可能なお店で使用すると、毎回「今回◎◎ウオン使用しました。残金は〇○ウオンです」というメッセージがとどきます。支援金使用可能でないお店で使うと普通にクレジットカードとしての使用になります。

災難支援金は使用可能な店舗が限られる

災難支援金は大型デパート、マートなどでは使用できず、個人経営の食堂、カフェ、マート、市場などで使用可能です。個人経営であれば、薬屋、クリニックでも使用可能です。
よって、災難支援金が支給されると、暫くは大型マートではなく、地元の個人経営のマートにお客さんが殺到する事が多くなります。

韓国では外国人でも災害支援金を受け取れるの?

国民健康保険に加入しているからといって、全ての外国人に支援金を支給するわけではありません。基本的には結婚移民や永住権保持者にしか支給されないようです。

韓国コロナ19災難支援金支給はとても合理的

現金で支給するのではなく、プリペード方式で支給し、更に使用できる店舗が限られているため、支給金を別の用途で使用できないのでとても合理的だと思います。現金で受っとって別の用途〈贈与、貯蓄など)での使用を防ぐことができます。期限内に使用しない場合は自動的に返金されるそうです。
使用できる店舗が限られるとはいっても、大企業や大手のチェーン店でなければ殆ど使用できるため、利用側も大型スーパーより個人経営のスーパーや市場へいくようになります。知り合いの食堂の経営者も「支援金支給されて売り上げが上がった」と言ってました。コロナで苦しんでいる個人事業者にとってもとても助かりますね。

 

ライター紹介 Writer introduction

内田真知子

韓国在住14年目。ソウル新村(シンチョン)に位置する女性専用シェアハウスDODORE HOUSEを運営しています。また短期可能なコシテルや下宿やシェアハウスをご紹介しています。(ワンルーム、オフィステルは担当しておりません)

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