韓国 銀行口座開設するには

しかし数年前から口座開設の審査が厳しくなりパスポートだけでは簡単に口座を開設できなくなってしまいました。
韓国で口座を開設にはどうしたらよいのでしょうか。
パスポートのみで銀行口座を開設する場合
- パスポート(原本)
- 日本でのマイナンバー(コピー可能)
- 母国での居住地が確認できる身分証明証(免許証など コピー可能)
- 在学証明証(語学堂・大学で取得可能
※念のため韓国の携帯番号、韓国での住居地の契約書なども準備しましょう。
※学生ビザの場合です。
入出金通帳・チェックカードがもらえます。
※チェックカードは日本でのデビットカードです。1つのカードでデビットとキャッシュカードの両方の機能が備わっている便利なカードです。
パスポートのみで開設した口座は限度付口座になります。
限度付銀行口座とは
- ATMでの現金引き出し金額が1日100万ウオンまで
- 窓口での現金引き出し金額が1日300万ウオンまで
- 口座送金(振込)可能金額が1日100万ウオンまで
<2024年5月、限度額が引き上げられました>
これも振り込め詐欺などを防ぐためです。
この時点ではネットバンキングの申し込みはできません。
外国人登録番号での再登録ができればスマートフォンバンキングの申し込みも可能になるようです。
外国人登録後 銀行口座を開設する場合必要書類
- 外国人登録証(念のためパスポート)
- 在学証明証(大学で取得可能)
外国人登録証があればあまりうるさく審査されません。(担当者によっては在学証明を求めない場合もあるようです)
口座も限度付口座ではなく、インターネットバンキングの申し込みまで全て一緒にできます。
韓国では現金を持ち歩かない人がいるため、カードの使えない屋台や小さいお店の場合、店先に銀行口座が書かれており、現金の代わりにそこにネットバンキングで振込をすることが多いです。現金が無くても「今すぐここで口座送金します」とその場で送金し支払い完了。スマートフォンバンキングができるようなると非常に便利になります。
ワーキングホリデービザの場合
ワーキングホリデービザの場合でも学校に通う場合には上記と同じ方法で口座開設ができると思います。
学校に通わないで、アルバイトや就職の場合は、在職証明証等、働いている証明が別途必要になるようです。
またパスポートだけでは口座開設は難しい可能性が高く、外国人登録証が出来てから動いた方がよさそうです。
ただ、これも銀行によってバラバラですので、一度銀行の窓口に行って確認するのが良いと思います。
まとめ
上記の例は知り合いが実際に経験したり、私が銀行員さんから伺った話から書いていますが、中にはどんなに書類がそろっていてもパスポートだけでは絶対に口座開設してくれない銀行や、逆に外国人登録証があれば「学生証」「在学証明証」は必要ない銀行もあるようです。保証金が必要だった例もあります。このように銀行・担当者によっても本当に違いがありますので、一度断られてもあきらめず、別の銀行に行ってみましょう。
大学構内にある銀行は留学生の対応にも慣れているため、学校に通っている場合はできる限り学校構内にある銀行で口座開設する事をおすすめします。

ライター紹介 Writer introduction

Macchan 女性
韓国在住14年目。ソウル新村(シンチョン)に位置する女性専用シェアハウスDODORE HOUSEを運営しています。また短期可能なコシテルや下宿やシェアハウスをご紹介しています。(ワンルーム、オフィステルは担当しておりません)