コロナ禍前とコロナ禍後、変化した韓国の街並みと生活 | Koreaル通信（旧テソン不動産）

セルフ事前計算機「キヨスク」の普及

現在、韓国のカフェ、食堂、フードコート、アイスクリーム店など、どのお店でも「キヨスク」が設置していないお店は見当たらないくらいです。

「キヨスク」の画面では英語や時には日本語表示もできるので、韓国語ができない外国人でも簡単に操作可能です。

カフェや定食屋などでは「キヨスク」で計算すると番号札がでてきます。番号が呼ばれたら、カウンターまで取りにいきます。

セルフ写真館の増加

コロナ禍の営業制限などにより、繁華街にあった多くの店舗が潰れてしまいました。
そしてその跡地にどんどん新しくできているのが無人経営の「セルフ写真館」です。

写真用のヘアバンドなどののアイテムも沢山置いてあり、簡単な仮装をして写真を撮る事も可能です。若者に大人気です。

コロナ禍前はそのような写真館が1軒もなかったエリアにも、現在は半径500m内に１０軒近くのセルフ写真館ができています。

無人なので、人件費が削減できます。また２４時間営業可能。運営する側としては一石二鳥です。

写真館のほか、無人カフェや、無人コンビニ、無人ミルキット販売店なども増加しています。

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出前文化の普及

韓国はもともとペダルと呼ばれる出前文化が普及していました。。

その＜出前文化＞はコロナ禍とスマートフォンアプリの普及によって更にパワーアップ。

今やコーヒー１杯から届けてくれます。小さなアイスクリームを配達している人に「アイスクリーム１つだけなのに出前ですか？大変ですね」と声をかけたところ「こんな小さな物で出前してくれるなんでTHANK YOUだよ」と笑っていました。

出前はタダではありません。スマートフォンのアプリケーションで出前を注文すると、出前チップを払わなければいけません。アクリケーションで決済する金額は商品の価格と出前チップ代の合計金額です。

実は出前アプリ経由ではお店も割高の手数料を払うため、お店としてはできれば使用したくないサービスだそうです。

しかしコロナ禍当時は出前の売り上げ無しでは営業が厳しかったため、しぶしぶ利用しているというお店が多かったようです。

私はチップ代がもったいなくて出前アプリは一度も使用したことがありません。

家で食べたい時は直接店舗に電話して「テイクアウト（포장)」をお願いし、自分で取りに行きます。お店側でもアプリへ手数料を払わなくて良いので、テイクアウトに限ってディスカウントしてくれるお店もあるので、結構お得になります。

チェックカードやプリペイドカードは必需品

キヨスクは現金で会計できる機械も多いですが、カードのみの場合もあります。カードを持っている方が圧倒的に生活しやすいです。

しかし、韓国に来てすぐには外国人登録証が無く、銀行のチェックカードが作れない場合が多いです。
※チェックカード＝日本でのデビットカード

なので、韓国に来たらまずお勧めするのは、パスポートだけで作れる「WOWPASS　カード」です。
「WOWPASS　CARD」は主要地下鉄駅や、ホテルなどに置かれている機械で作れます。

パスポートと現金（円でもウォンでもOK)があればすぐに作れますのでとても便利です。

銀行口座が作れるまでは時間がかかるので、それまでこのWOWPASSカードを持っていれば、どこでもカード決済（プリペイドなので残高があるだけ）可能です。